巨人の杉内俊哉投手チーフコーチが4日、秋季練習の1軍メンバーに入った育成1年目の園田純規投手と千葉隆広投手に期待を寄せた。
ともに高卒1年目ながら3軍の先発ローテを担い、大学、社会人を相手に園田は19登板で防御率0・19。千葉は16登板で防御率1・84と安定した成績をマークした有望株。杉内コーチは今回の抜てきを「今年1年間頑張ってきたから1軍がどういう練習してるかとか、雰囲気とかを経験させようと思って呼んだ」と説明した。
園田については「園田は伸びしろがあり、可能性がある。3、4年かかるかもしれないけど、フィジカルが出来上がってきたら155、6キロ投げられると思う。球界を代表する投手になるかもしれない」とし、千葉については「身長は低くても、直球、スライダー、チェンジアップと器用に投げられる。変化球の精度などベースを上げていなければいけない。(現ヤクルトの)田口みたいになってほしいかな」と期待した。