川崎の鬼木達監督と、FW山田新が4日、ACLE第4戦の上海海港戦(等々力)に向けて等々力競技場内で前日会見に臨んだ。
ここまで3試合を終えて1勝2敗。8試合を戦い、上位8チームが進出する決勝トーナメント(T)に向けて、現在12位チーム中10位と苦戦しているだけに「自分たちの置かれている立場からすると勝ち点3が必要なゲーム。ホームですので、とにかく何が何でも予選を突破するために必要な勝ち点3を選手とサポーターとともに必ず勝ち取りたい」と意気込んだ。
対戦相手の上海海港は、昨シーズンまで横浜FMを指揮していたケビン・マスカット監督が率いていることもあり「アグレッシブな部分は変わらずあります。人の動きも似たようなところもあれば、外国籍の選手の個の力を生かしてやっている印象があるので、それが得点力につながっていると思う」と警戒。その上で中国リーグ王者との一戦へ「このリーグの中でも非常に力があり、破壊力のあるチーム。何か一つを抑えれば勝てるという相手ではないので、とにかく全員でまずはハードワークすること。そこをやらないと太刀打ちできない。ただ自分たちも自信を持って戦うことが重要。中国のチャンピオンチームではありますけど、勇気を持って挑むことが勝負を分けるのではないかなと思います」と話した。