◆全国高校サッカー選手権静岡県大会▽準々決勝 藤枝明誠1―0浜名(4日、裾野市運動公園陸上競技場)
藤枝明誠のエースFW水上大和(3年)が前半12分にゴールを奪い、1―0で浜名を倒した。
藤枝明誠にとって浜名は過去2年連続で準々決勝で敗れている因縁の相手。2日の対戦は途中で暴風雨となり、0―0のまま延長前半9分で中止。その再試合だった。決着をつけた水上は「勝ちたい! という気持ちの強さの勝負だと思っていました」と勝利を喜んだ。
中1日で疲労の蓄積もあったが、お互いに前線からプレッシャーをかけ、中盤で激しくボールを奪い合う目の離せない展開に。明誠の松本安司監督は「みんな89分も戦って疲れているのに。うちも浜名さんも一生懸命で、見ていて気持ちのいい試合だった」と選手たちを褒めていた。