◆全国高校サッカー選手権静岡県大会▽準々決勝 静岡学園3―0清水桜が丘(4日、裾野市運動公園陸上競技場)
2連覇を目指す静岡学園が3―0で清水桜が丘を下し、危なげなく4強入りした。
前半32分、MF篠塚怜音(れお、2年)が左からのクロスに走り込んで均衡を破るゴール。日大三島との初戦でも先制点を挙げている背番号24は、後半27分にも「時間もスペースもあった」と狙い澄ましたミドルシュートを決めた。
味方がパスを回しやすいように、いつも中盤でのポジショニングを意識していると言い、「そんなに目立つタイプじゃないんです」と手を振る。それでも2試合で3得点。川口修監督は「プレーが献身的で、読みがいい。決定力もついてきた」と今後の活躍を期待していた。