打撃の良い選手に贈られるシルバースラッガー賞の最終候補選手が4日(日本時間5日)に発表され、日本人選手ではナ・リーグのDH部門で大谷翔平が、同外野部門でカブスの鈴木誠也が名前を連ねた。受賞者は12日(同13日)に発表される。
大谷は過去3年間で2021、23年に受賞しており、今季は本塁打と打点の2冠に加え59盗塁もマーク。シーズン中の中盤まで打点王を争っていたM・オズナ(ブレーブス)を圧倒するのは間違いない。
打率2割8分3厘、21本塁打、73打点の鈴木は2年連続の候補入り。ライバルはリーグの外野手最高打率の2割9分2厘(鈴木は2位)をマークし24本塁打、90打点のJ・メリル(パドレス)、21本、79打点のJ・チョウリオ(ブルワーズ)、33本、99打点のT・ヘルナンデス(ドジャース)、24本、85打点のJ・プロファー(パドレス)の4選手がいる。
チーム別ではドジャースが最も多く捕手部門のW・スミス、一塁手部門のF・フリーマン、ユーティリティ部門のM・ベッツと計5人。
シルバースラッガー賞は打撃のベストナインで1980年に制定され監督とコーチの投票で選出される。過去、日本人選手ではイチロー選手が2001、07、09年に3度選出されており、大谷が3度目で並ぶのは間違いない。