阪神・青柳晃洋投手が5日、兵庫・鳴尾浜の2軍施設で報道陣の取材に応じ、今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦する意向を示した。
まず「ポスティングは球団の権利なんで。自分のわがままというか。行きたいっていう気持ちを通してくれた、後押ししてくれたというのは本当に感謝しかないです」と思いを吐露。また「出て行っても活躍することが応援してくれたファンの方々に対する恩返しだと思うので、野球を頑張ろうと思います」と話した。
日の丸を背負って戦った2021年の東京五輪で国際大会を経験し、メジャー挑戦への思いが芽生えた。その後に球団にも気持ちを伝え、何度も話し合ってきた。「入団した時みたいに自分が一番へたくそ、一番下だと思ったところからどんどん上がっていけるように。どんな環境だろうが、苦しかろうが、つらかろうが、自分で決めたことなんで。野球選手として後悔がないように、挑戦できるチャンスをいただいたんだから、そこに挑戦していけるようにと思っています」と決意に満ちた表情だった。