「漂流教室」「まことちゃん」などで知られる漫画家の楳図かずお（うめず・かずお、本名・楳図一雄）さんが１０月２８日に亡くなったことを受け、２０１４年の映画「マザー」で楳図かずおさん役を演じた、歌舞伎俳優の片岡愛之助が自身のブログで追悼した。
５日に「楳図かずお先生」と題して投稿。「映画『マザー』ではとてもお世話になりました。マザーの時の監督を勤めて下さった時の、メガホンを持たれた楽しそうな顔忘れられません。又、一緒にグワシしたかったです。沢山（たくさん）の素敵（すてき）なホラー作品有難う御座いました。天国でもグワシやって下さいね」（原文まま）と感謝の気持ちをつづり、「お疲れ様でした。心より御冥福をお祈り申しあげます」とつづった。
同作は楳図さんが７７歳で映画監督デビューを果たした長編作。自ら脚本も手がけ、亡き母との思い出と自身の創作の秘密に迫った自伝的ストーリーを描いた。