東京六大学野球リーグの明大は5日、勇退する田中武宏監督(63)に代わり、新監督として助監督の戸塚俊美氏(60)が来年1月1日付で就任することを発表した。
戸塚氏は1964年、東京・東大和市生まれ。明大中野、明大を卒業後、神戸製鋼で12年間プレー。同社でコーチ、監督を務めた後、2001年から東京六大学など学生・社会人野球の審判を務めてきた。2020年2月からは母校の助監督を担い、チーム事情には精通している。
勇退する田中監督は舞子(兵庫)から明大、日産自動車でプレー。明大コーチを経て2020年から5年にわたって監督を務めた。2022年春からは3連覇の偉業を達成。明大では4連覇した1937年春~38年秋以来85年ぶりで、戦後では初の快挙だった。