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J3大宮、新エンブレムは「リス」から「雄牛」に変更…レッドブルが会見 原博実氏「強くなる印象」

スポーツ報知 2024年11月6日 11時30分

 J3大宮アルディージャの全株式を取得したオーストリアの大手飲料メーカー「レッドブル」のオリバー・ミンツラフCEOが6日、都内で記者会見に出席した。レッドブルのスポーツチーム運営・投資部門を統括するミンツラフ氏は「サッカーのファミリーの中に大宮を迎え入れることができて、大変光栄です」とあいさつした。

 この日発表された新クラブエンブレムは、レッドブルの象徴である赤い「雄牛」がデザインされた。クラブカラーのオレンジが入った一方、ホームタウンの旧大宮市(現さいたま市)のマスコット的存在で、これまでエンブレムに配置されていた「リス」から変更された。

 ミンツラフCEOは新エンブレムについて「大宮アルディージャの上層部と繰り返し協議し、お互いを尊重しあってきた。大宮アルディージャが一員であることが分かるように、また大宮のカラーであるオレンジが生かせるように、みんなが納得できる形でやってまいりました」と話した。

 また、大宮の原博実代表取締役・フットボール本部長は「今までの大宮を大切にしてもらった上で、新しいクラブ、これから強くなっていきそうな印象を受ける。アグレッシブなレッドブルのサッカースタイルを印象づけるオレンジになってる」と語った。

 10月1日に大宮とWEリーグ大宮を運営するエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ社が発行する株式100%をレッドブルに譲渡し、新社名「RB大宮株式会社」として始動した。レッドブルはオーストリア1部ザルツブルクなどドイツやブラジルでもサッカークラブを経営し、自動車レースのF1にも強豪チームを保有。日本初参入となる。

 大宮は今季、クラブ初となるJ3リーグで優勝。1年でのJ2復帰を決めた。

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