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【西武】ドラフト2位の大商大・渡部聖弥 「ムキムキマン」と呼んで! 鋼の肉体で「トリプルスリー」目指す

スポーツ報知 2024年11月6日 14時30分

 10月24日のドラフト会議で西武から2位指名を受けた大商大・渡部聖弥外野手が6日、東大阪市内の同大学で潮崎編成グループディレクター、後藤スカウトから指名あいさつを受けた。

 「西武ファンの方であったり、関係者、監督からすごく期待していただいているというお話をいただいた。ほんとうにライオンズの勝利に貢献できるように頑張りたい」

 2年秋には、関西六大学野球連盟のシーズン最多記録を更新する5本塁打を放つなど、リーグ戦では通算10本塁打をマーク。また、4年間で積み上げた安打数は、同連盟タイ記録となる119本だ。

 今季、ライオンズは球団史上初となる2ケタ本塁打記録者が「0人」に終わり、借金42の最下位に沈んだ。そんな中、右の長距離砲は「(1年目から)開幕スタメンで出していただきたい。まずは新人王を取って、チームのリーグ優勝、日本一に貢献(したい)」と救世主になることを決意。将来的には「日の丸を背負うような選手になって、トリプルスリーを取りたい」と意気込んだ。

 また、楽天1位指名の明大・宗山塁内野手とは広島・広陵時代のチームメート。「(自身と2人そろって)1位候補って言われながら、自分は2位で選ばれた。やっぱり絶対負けて終われないし、1年目から活躍して、西武に取ってよかったと思われるようにしたい」と力を込めた。

 ベンチプレスの最大重量は125キロ、スクワット・デッドリフトはともに230キロ。鋼の肉体から、ラグビー部につけられたあだ名は「ムキムキマン」だ。その中で、「プロの舞台に行くと、もっとムキムキな選手も多いと思うが、自分が結果を残して、改めてムキムキマンって呼ばれるように頑張りたい」と渡部。「(走攻守)3拍子そろった、5ツールプレーヤーのような、欠点のない選手になりたい」と、笑顔で青写真を描いた。

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