TBS系「水曜日のダウンタウン」(水曜・午後10時)が6日に放送され、「電気イスゲーム」企画がSNSで大反響を呼んだ。
今年6月に初めて放送された同企画は、2人が12脚の椅子に電流を仕掛け合い、回避できれば座ったイスのポイントを獲得、電流を食らった場合はポイント全て没収のルール。相手の考えを読み、誘導し合う心理ゲームで、初回放送時に劇団ひとりが「これだけ独立してNetflixでやってほしい!」と大絶賛した。
今回は8人出場のトーナメント。田村淳vs小藪千豊、劇団ひとりvs岡野陽一、千原ジュニアvs藤本敏史、今田耕司vs東野幸治で1回戦が組まれ、この日は田村と小藪の対戦が放送された。
スタジオの伊集院静が「この2ショットじたいがあんまり見ない」という組み合わせは、実は同い歳で吉本興業の同期。よく知るからこその腹の探り合いは白熱し、淳に電流を2回浴びせた小藪が勝利。「ウソつきと思わせて堅くいく、堅いと思わせてウソをつく。全部フリや」と言い放ち、「クソー!」と悔しがらせた。2人ともゲームを楽しみ、小藪が「帯番組でやりたい」と言えば、淳も「毎週やりたい、この読み合い」と企画を気に入っていた。
ただ放送は1カードのみ。プレゼンテーターの小峠英二が「毎週やるということではないので、今後、長期にわたり、ちょいちょい放送していく。いいソフトなのでね。小出しにします」と宣言した。収録済みだが温存する作戦で、フットボールアワー・後藤輝基は「ええねん、ディアゴスティーニのやり方は。オンエアまでにジュニアさん、東野さんに会う俺の気持ちも考えろ。聞きたなるやん」と早期放送を要望。伊集院が「決勝だけ有料配信とかやめてくださいね。俺、万単位で払っちゃう可能性あるから」とくぎをさすと、小峠は「課金制度はないのでご安心ください」と返した。
“神企画”のスタートにX(旧ツイッター)では「#水曜日のダウンタウン」がトレンドワード入り。米大統領選挙を受け長時間トップにいた「トランプ」を抜き、一時1位になった。「出場者のメンツがMCレベルの人ばっかり!!!さすが水ダウ」「電気イスゲームおもろいな~」「心理戦がめちゃくちゃ面白い」「これをベテラン芸人同士でやってるのが、またたまなくおもしろすぎるw」「この際、TBSの大みそか特番でお願いします!と思ったのは自分だけ?」「クロちゃん企画以来の大ヒット企画だと思う」など盛り上がりをみせていた。