日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCP(ポルトガル)のスウェーデン代表FWビクトル・ギェケレシュが、マンチェスターU(イングランド)の来夏補強の最優先候補となったことが7日までに明らかになった。
英大衆紙「デイリー・スター」によると、マンUはスポルティングCPのルベン・アモリム監督を招聘。さらに、ギェケレシュが5日に行われた欧州CLで、永遠のライバル・マンチェスターCからハットトリックを記録し、4-1の大勝劇の主役となったことで獲得リスト入りが確定したという。
同紙によると、ギェケレシュの契約解除金は1億ユーロ。日本円で約167億円となるが、39歳のポルトガル人監督を招き、今度こそ強豪復活を果たしたいマンチェスターUは、新監督を強力サポートするためにも、欧州で注目を集めることになった189センチの大型FWの獲得を是が非でも実現させる方針だという。
ギェケレシュは2018年から2021年までブライトン(イングランド)に所属。ここでは当時のポッター監督の戦術に合わなかったが、ポルトガルに来て才能が開花。移籍1年目の2023-24年シーズンにリーグ戦33試合に出場して29ゴールを奪うと、今季はわずか10試合のリーグ戦ですでに16ゴール。公式戦67試合に出場し、驚異的な66ゴール。その決定力の凄まじさを強烈に示している。