西武からドラフト会議で育成1位指名を受けた大宮東の冨士大和投手が7日、入団交渉に臨み、支度金350万円、年俸280万円(金額はいずれも推定)で入団に合意した。
交渉を終えた冨士は「これからプロ野球選手としての生活が始まるので、1年目からしっかり頑張りたい」と気を引き締めた。
埼玉・さいたま市出身で、中学3年時には埼玉西武ライオンズジュニアユースのメンバーにも選出された地元の有望株左腕。今度はプロの世界で西武のユニホームに袖を通すこととなり、「また同じユニホームで野球ができることをうれしく思っています」と喜びをあらわにした。
育成選手としてのプロ入りとなり、「プロの練習は厳しいと思うので、それについていける体力作りをして入寮を迎えたい。育成選手なので、1年目は焦らずしっかり土台を作りながら、支配下選手を目指して頑張ります」と意気込んだ。