メッツ傘下マイナーからFAとなった藤浪晋太郎投手が、7日(日本時間8日)から開幕するプエルトリコウィンターリーグ(WL)の「ヒガンテス・デ・カロリーナ」に所属することが分かった。
大手代理人事務所「ボラス・コーポレーション」のスコット・ボラス代理人が、テキサス州サンアントニオで行われているGM会議3日目の6日(同7日)、会場ホテルで取材に応じ、すでに本人が現地入りしていることを明かしていた。
一部メディアでは、古巣・阪神やオリックスなどのNPB球団が調査に乗り出しているとも報じられている。ボラス氏は「ウィンターリーグでプレーするということは、メジャーにフォーカスしているということだと思う。まず、(同リーグで)投げて、その後、日本球界の興味のほども見ていくことになる」と、プエルトリコでプレーしてメジャー再挑戦を目指す方針だ。
藤浪はメジャー2年目の昨オフ、メッツと1年335万ドル(約5億円=契約発表時のレート)プラス出来高で契約も、オープン戦で防御率12・27とふるわず、開幕前にマイナー落ち。7月にDFA(事実上の戦力外)となり、メジャー40人枠から外れ、メジャー昇格はかなわなかった。