俳優の板垣李光人が8日、貝印「いい刃の日」PRイベントに出席した。
刃物を製造する「貝印」が毎年恒例で行っているイベント。今回が3度目の参加となった「いい刃の日」について板垣は「定着してますね。カレンダーに『いい刃の日』って書いて文化の日と並んで祝日のようになっている。思いをはせる日になってます」と親近感を口にした。
会場には、同メーカーの刃物を用いて制作された美術品も展示。自身も美術品を手がけることから、個展を開く際に大切にしていることを問われると「物語性」と回答。「役者だからかもしれませんけど、見ているその方だけの中に、その方だけの物語が生まれたら良いなと思っている。物語を土台として作るのは、僕の中で大事にしていることかなと思いますね」と明かしていた。
イベントのテーマが「未来を切り開く」であることから、自身の5年後の目標について「本業の役者業で言うと、好きなことを仕事でやらせていただいてるのが幸せなので、これといって…」とした上で「家の植物を枯らさずにどこまで大きくできるか」とニヤリ。「巨木にしてやろうかな。枯らさずに育てていきたいなと思います」と笑顔を見せていた。