東京六大学野球連盟は昨年に引き続き、今年も子どもたちの健やかな心身の成長を目的とした社会連携アクション「野球部グランドで選手たちと遊ぼう!」を実施する。対象は小学生。12月14日には明大、法大、立大、同15日には早大、慶大、東大で行われる。
実施の背景には、現在の子どもたちを取り巻く環境としての「遊び場の減少」「ボール遊びの制限」「社会状況に起因するスポーツ体験格差の顕在化」などに対しての危機感がある。
幼少期の適切な遊びやスポーツ体験は子どもたちの健全な成長に欠かせない。その機会喪失はこの国の将来を担う子どもたちへ、大きな影響を及ぼすことが想定される。
東京六大学野球連盟は連盟創設から現在に至るまで、野球振興・普及を通じて次世代の健全な育成や社会への人材輩出を行ってきた。今回の社会連携アクション「野球部グランドで選手たちと遊ぼう!」は、野球の競技普及・振興にとどまらず、分け隔てなく子どもたちが運動や遊びを楽しめる場や機会の提供することで、子どもたちに遊びやスポーツの楽しさの原体験を感じてもらい今後、子どもたちの健やかな成長に貢献していくことを目的としている。
日常、選手たちの鍛錬の場である野球部グラウンドを子どもたちに開放し、現役の東京六大学野球部員と一緒に遊ぶことで、子どもたちに特別な体験を提供していくことを目指す。
詳細は各大学野球部のウェブサイトまで。
【各大学野球部マネジャーからのコメント】
・早大・成瀬かおり「今年、東伏見に広大な『あそびパーク』が出現します!ぜひ早稲田大学のグラウンドにお越しください。みんなでたくさんあそびましょう!」
・慶大・水品玲香「昨年度、ご好評頂きましたグラウンド開放を今年も開催できますこと、大変嬉しく思います。今年度も皆様の笑顔が溢れる一日となりますよう尽力いたしますので、ぜひ足をお運びください」
・明大・酒井菜々花「今年も広大な野球場を遊び場として開放します!明治大学府中グラウンドで思いっきり体を動かして、笑顔溢れるひとときを一緒に過ごしましょう!」
・法大・柳澤諄「昨年に引き続き、本年も武蔵小杉の野球場が「広場」として開放されます。法政大学の選手と共に、身体を動かし、遊び尽くしましょう!部員一同、お待ちしております!」
・東大・中村祐大「今年もみなさんと一緒にあそぶ機会を作ることができとても嬉しいです!一面人工芝の大きなグラウンドで思いっきり体を動かしてあそびましょう!」
・立大・小野馨子「六大学のグラウンドで自由に遊び回ることで、子どもたちが新たな発見や喜びを感じられる場となることを期待しております。笑顔あふれる一日にしましょう!」