女子サッカー元日本代表「なでしこジャパン」の澤穂希さんが9日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(午後5時)に出演した。
この日のテーマは有名アスリートの「山あり谷あり」。2011年の女子サッカーW杯で日本を初優勝に導いたレジェンドの澤さんが自身の長くてつらい“暗黒期”を語った。
29歳までにW杯4回出場し、「男子よりも早くW杯に出場している」と力説しながらも、若手時代は注目度が薄かったという。「空港とかにいっても(報道陣が)数えるくらい。遠征とかも日当が出ない。すこしづずつ結果が出るようになって、(日当が)国内2000円、海外3000円」と明かすとMCのダウンタウン・浜田雅功が、「小学生のおこづかいくらい!」と驚いた。
「今はどうなんですか?」と問われると、「私たち2011年(W杯で)優勝したじゃないですか。多分それのお陰だと思うんですよ」と冗談を交えて前置きした後に、「今はもう選手みんなビジネスクラス、チャーター機、シェフがついてます」と説明した。さらに選手に支払われる報酬は「W杯に出場しただけで一人数百万円。試合に勝てばボーナスなんですよ」と現状についても語った。その後、「私6回(W杯に)出てるんですよ。普通に考えて2、3000万円もらっててもおかしくない」と話していた。