MLB公式サイトが10日、ロッテの佐々木朗希投手(23)のポスティング移籍を受け、どの球団入りが有力か検討する記事を掲載した。
25歳ルールのため獲得費用が少なく、大多数の球団が獲得できるチャンスがあるが、ドジャースとパドレスが最有力とのMLB幹部の見解を紹介した。「この2チームによる競争ではない。しかしおそらくこの2チームが最も論理的な着地点となる」とナ・リーグ球団幹部が語ったという。
ドジャースは大谷と山本、パドレスはダルビッシュと松井がおり、日本に近い西海岸ということもあり環境は良い。また違う情報筋からとして、西海岸か過去に日本人選手と契約したチームが可能性が高いとし、ジャイアンツ、ヤンキース、メッツ、ブルージェイズ、カブス、レンジャーズの名も候補に挙げた。中でもメッツ、ヤンキース、カブスはシーズンを通じて佐々木に視察しているが「東海岸のチームではメッツが一番可能性がある」という球団幹部もいたという。
高まる期待の一方で、シーズン最多投球回が129回1/3という懸念も指摘。「どこが契約するにせよ、200イニング投げる期待をすべきではない」というナ・リーグ球団幹部の談話も最後に紹介していた。