◆明治安田J2リーグ最終節 仙台2―1大分(10日・ユアスタ)
仙台は大分を2―1で下して、22年のJ2降格後初めてJ1昇格プレーオフ出場権をつかんだ。6位でレギュラーシーズンを終え、プレーオフ1回戦(12月1日)では敵地で3位・長崎と対戦する。
序盤は大分がボールを保持して攻め込み続けた。しかし仙台は前半16分、敵陣中央から右サイド深くにロングボールが入ると、走り込んでいたDF真瀬拓海がペナルティーエリア内でヘディング。折り返したボールは相手DFが左足でクリアしようとしたが、ゴールに一直線。貴重な先制弾となるオウンゴールが生まれた。
後半5分には仙台サポーターの喜びが爆発した。右サイドでMF相良竜之介がドリブルでボールを運び、ゴールに向かいパスを出すと、相手DFの背後に抜けたMF郷家友太が滑り込みながら右足でシュートを放ち2―0。後半アディショナルタイムに1点を返されたが、逃げ切った。