◆東京六大学野球秋季リーグ戦最終週第2日▽慶大2―1早大(10日・神宮)
早慶戦で1勝すれば2季連続48度目のリーグ戦Vが決まる早大だったが、まさかの連敗。8勝3敗2分け(勝ち点4)で先にシーズンを終えた明大と勝率が並んだため、12日に優勝決定戦が行われることになった。
初回に1点を先制したが、その後は打線が沈黙して逆転負け。小宮山悟監督(59)は「断然有利な状況で思うようにならないのは、どこかに原因がある」と厳しい表情で話した。
6校でNO1の打率を誇る強力打線が早慶戦では沈黙し、2試合でわずか2得点。指揮官は「泣いても笑っても最後の試合。4年生に関しては、これから明治神宮大会に行くには何をどうすればいいのか、自分たちで考えてつかみとってほしい」と最上級生の奮起に期待した。