◆大相撲 ▽九州場所初日(10日・福岡国際センター)
先場所覇者の新大関・大の里(二所ノ関)が白星スタートを決めた。西前頭筆頭・平戸海(境川)を相手にもろ手で立つも不発。もろ差しを許して土俵際まで追い込まれたが、逆転の突き落としで、ヒヤヒヤながらも「大関1勝」を手にした。
審判委員として土俵下から見守った師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)は「だいぶ危ない一番でしたけど(勝って)良かったです。常に完璧ではないですから。準備において、平戸海が上だったということ。(今度は大の里が)しっかり準備して。白星というのが一番いい。勝つのと負けるのでは違いますからね」と、しっかり初日白星という結果を残したことを評価していた。