今季限りでの退任が決定している札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督(67)を、C大阪など複数のJクラブが来季監督候補に挙げていることが10日、分かった。広島、浦和、札幌を率いて今季で19年目とJ最長の在籍期間を誇る名物監督が、来季もJで指揮を執る可能性が出てきた。
就任7年目となる札幌では今季、主力の流出や負傷者の続出などもあり、10日時点で残留圏17位・柏と勝ち点6差の19位に沈み、残り2試合でのJ1残留は非常に厳しい状況。
しかし独自のサッカー理論で魅力的なチームをつくり上げてきた指揮官の動向を、複数クラブが注視しているもようだ。