◆大相撲 ▽九州場所初日(10日・福岡国際センター)
東前頭10枚目・一山本(放駒)は、西前頭9枚目・高安(田子ノ浦)を破って白星発進となった。立ち合い、頭を下げて勢いよく突っ込むと、なおも休まず突っ張って押し出し。「立ち合いでしっかり当たれていい相撲だった」と、笑顔で振り返った。
場所前の1日から2日にかけて降り続いた大雨で、福岡・新宮町にある宿舎の土俵が水没。今も土俵のコンディションは万全ではなく、立ち合いを確認できる程度だという。思わぬアクシデントもあったが幸先の良いスタート。「とりあえず8勝を目指して、千秋楽で7勝7敗にならないように」と、3場所続いている7勝7敗での千秋楽回避を誓った。