ドジャース・大谷翔平投手(30)の“参謀”としても知られるC・マッカロー一塁ベースコーチが来季からマーリンズの新監督に就任する見込みであることが10日(日本時間11日)、明らかになった。米メディアが報じた。
米スポーツ専門局「ESPN」のA・ゴンザレス記者は自身のXに「マーリンズがドジャースの一塁コーチ、C・マッカロー氏を新監督として採用すると情報筋が伝えた。マッカロー氏はロサンゼルス(ドジャース)でD・ロバーツ監督のスタッフとして4シーズンを過ごし、マイアミ(マーリンズ)でシューメーカー前監督の後任となる」と投稿した。
同コーチは今季、ド軍入団1年目の大谷の盗塁激増に大きく貢献。2人で毎日のように意見交換し、前人未到の「50―50」(50本塁打&50盗塁)をアシストした。最終的には01年のイチロー(マリナーズ)を超えて日本人最多の59盗塁まで数字を伸ばした大谷になくてはならない存在だった。各選手が一塁に出塁した時には同コーチとそれぞれのパファーマンスがあり、大谷とは2人で頭をコツンとぶつける「ヘッドバンプ」でおなじみだった。日本のファンにも親しまれた“名コンビ”は今季限りで解散が決まった。
これまでの現地報道によると、マーリンズは前回の監督探しの際にも今季までのシューメーカー前監督に決まる前にマッカロー氏と面接していたとされる。同氏は他にもマ軍の他にもWソックスなど5球団の新監督候補に挙げられるなど大人気だった。