ロッテの2年目右腕・田中晴也投手が11日、ZOZOでの練習で来季の先発ローテーション入りへ意欲をみせた。
球団が佐々木のポスティングシステムによるメジャー移籍を容認し、その穴を埋めることが急務となるが、田中も先発組の候補に挙がる。「朗希さんというすごい先発の軸となる投手がいなくなりますが、その分、自分にはチャンスだと思っています」と前向きにとらえる。
2年目の今季は6月1日の阪神戦(ZOZO)でプロ初登板を果たすと、7月3日の日本ハム戦(エスコン)でプロ初勝利を挙げるなど着実に成長。秋季練習では課題のクイックモーションに加え、最速150キロの速球を生かすべくチェンジアップのマスターにも挑戦している。20歳の右腕は「今年1軍を経験させてもらって来年は勝負の年というか、自分にとって分岐点となる1年だと思うので、アピールしないといけない立場。しっかり自分をアピールしてチームに貢献したい」と意気込んだ。