日本ハムの石井一成内野手(30)が11日、国内FA権を行使せず残留することを表明し、エスコンフィールド内で会見を行った。契約は単年で1000万円増の4000万円(金額は推定)でサインした。
石井は会見の冒頭で「先ほど契約更改しまして、残留することになりました。(FA権を行使)しないで、単年で残留することにしました」と残留を表明。「ファイターズにドラフトで選んでいただいて、お世話になって、ここまでずっと見てくれた球団。そこで活躍できていないのは自分の中で悔しさもあるので、ここで活躍したいという思いがあって、残留を決めました」と理由を説明した。
来季へ向けては「今年2位という結果で、自分的にもチーム的にもすごく悔しいシーズンになったと思います。1位は少し遠かったように思いますけど、まだまだ自分たちは成長できると思いますし、そこに食い込める力も全然あると思います。来年、リーグ優勝、日本一になって新庄監督をエスコンで胴上げできたら最高です」と語った。
石井は長打を打てる二塁手として新庄監督の期待も大きかったが、今季は68試合の出場で打率2割3分4厘、4本塁打、18打点と不本意な結果となっていた。