国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が11日、国会内で会見し、この日朝にウェブサイト「SmartFLASH」で報じられた元グラビアアイドルの39歳の女性タレントとの不倫を認め、謝罪した。
* * *
◆政治評論家・有馬晴海氏
今回の騒動が玉木氏の今後に与える影響について、政治評論家の有馬晴海氏は「日本の国民は人格も含め『政治家は正しくあるべきだ』という考えが世界の中でも強い。特に女性を中心に、1~3割ぐらいは嫌悪感を示すのでは」とした。
一方で「国民民主党には玉木氏以外に代表を務められる人はいない」と指摘。「『103万円の壁』の見直しに真摯(しんし)に向き合い、まい進していくしかないですし、(有権者の)期待に応えられれば信頼は回復できる」と、結果を出せば来夏の参院選でも勢いは続くとみている。
また、国会内での発信力に関しても「マイナスに働くことはない」と言及。「永田町では『うらやましい』と思うような人間や、『明日は我が身』のような人間もいる。細野豪志議員のときもそのような反応が多かった」とし、今回の件で“一発アウト”にはならないとした。