米大リーグ機構(MLB)は11日(日本時間12日)、全米野球記者協会(BBWAA)会員の投票による今季の各賞の最終候補3人を発表。ナ・リーグ最優秀監督賞の候補に球団4年ぶりの世界一に輝いたドジャースのD・ロバーツ監督は選ばれなかった。
候補入りしたのはド軍に地区シリーズで敗れたパドレスのM・シルト監督、リーグ優勝決定シリーズで敗れたメッツのC・メンドサ監督、中地区優勝もワイルドカードシリーズで敗退したブルワーズのP・マーフィー監督の3人。負傷者が続出しながらも、43年ぶりにヤンキースと激突した世紀のワールドシリーズを制し、2020年以来の頂点に導いたロバーツ監督はポストシーズン(PS)で勝利したチームの指揮官を相手に“敗退”した形だ。
ドジャースの地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」で番記者を務めるビル・プランケット氏は自身のXで「投票用紙はプレーオフ前に提出されることに留意すること」とした。