阪神は12日、今季中に国内FA権を取得した糸原健斗内野手が権利を行使せず、残留することを発表した。糸原は球団を通じ「残留を決めた一番の理由はやはりこのチーム、そしてタイガースファンのみなさんと、また優勝の喜びを分かち合いたいという気持ちが強かったことです。来シーズンもチームのために精一杯頑張りますので、引き続き、ご声援の程よろしくお願いします」とコメントした。
糸原はJX―ENEOSから2016年ドラフト5位で阪神に入団。プロ通算830試合に出場して打率2割7分、12本塁打、204打点。勝負強い打撃が最大の持ち味で、ここ2年は代打で存在感を示している。来季、藤川阪神でも死力を尽くして戦う覚悟だ。