◆大相撲九州場所3日目(12日・福岡国際センター)
前相撲が行われ、東海大柔道部から高田川部屋入門した岡田が出野(秀ノ山)を破り、白星デビューとなった。初土俵を終え「土俵に上がった高揚感がすごかった。緊張より楽しさがあった」と興奮気味に話した。頭からぶつかる立ち合いも見せ「しっかりぶつかることができた。九州に来てから1か月間やってきたことができてよかった。明日もまた頭からぶつかって、押し相撲でいければ」と振り返った。
この日は東海大柔道部OBで入門のきっかけになった柔道男子100キロ級で2021年東京五輪金メダルのウルフ・アロン(パーク24)も会場に駆けつけたが、チケット完売で会場内に入ることができず。外から後輩の初土俵を見届けた。「初土俵を踏む姿を見て、これからが楽しみ。東海大の風格が出てしまっていたので、風格だけにならないでほしい」と後輩の活躍に期待した。