今季取得した国内FA権を行使せずに残留が決まったロッテの西野勇士投手が12日、ZOZOで契約更改に臨み、推定年俸1・5億円+出来高払いの3年契約を結んだ。同日に行われた会見では、「本当に、納得した契約ができたかなと思います。必要とどれだけされているかを何回も交渉を重ねる中で言ってもらえたので、残ろうと決めました。正直な話しすごく悩んで、残留を決めるというのがギリギリになってしまったところはある。最初で最後のタイミングだと思ったので、ギリギリまで悩んで結論を出すことができたと思います」と、心境を明かした。
西野は、2008年育成選手ドラフト5位で入団。先発に転向した昨季は開幕ローテー入りし、登板間隔を空けながら登板が続いたが、8勝5敗、防御率2・69。今季は20試合に登板し、自己最多に並ぶ9勝(8敗)をマークし、防御率3・24。先発ローテを支えた。
9日には佐々木朗希投手がポスティングシステムによるメジャー挑戦が容認されており、「本当に、いろんな苦しいときとか、苦労している部分を見ているし、頑張っている姿も見ている。本当に頑張って欲しいなと思いますね。朗希のカバーは、1人じゃできないと思うので、投手陣全体でしっかりうめられるようにカバーしあっていけたらなと思います」と話した。
17年目の来季に向け、「もちろん優勝、特にリーグ優勝を目指して、本当にそこに貢献していきたいなと思います。個人的には2桁は絶対勝ちたいと思いますし、イニングをもっと投げて行けたらいいなとおもいます」と力を込めた。