元衆院議員の金子恵美氏が12日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)に生出演。不倫が発覚した国民民主党の玉木雄一郎代表について語った。
玉木氏は11日に一部でタレントとの不倫が報じられ、同日に会見。「報道についてはおおむね事実」と認めた。金子氏は2016年、自身の出産入院中に夫・宮崎謙介氏が女性タレントと不倫していたことが発覚、衆院議員を辞職する事態になった経験を踏まえ、会見で気になった点を2つ挙げた。
1つは「期間が長かった、好意を寄せていた」と発言した部分。「妻としては、それを言わないで、2人で話していいことなのに、公の場で言ってしまった」と不快感を示した。宮崎氏の場合は「報じられるまで2週間」と短く、当時「欲に負けた」と発言。妻として金子氏は「ぷっと笑っちゃうくらい。バカモノ、けしからんと思うけれど」と言いながら、受け止められたと振り返った。
もう1つは「選挙区だった」こと。相手の元グラビアアイドルの39歳女性タレントは玉木氏の地元・香川県の高松市観光大使を務めている。「奥様も選挙区を回って、これからも支持者にごあいさつを続けていく中で、奇異な目で見られちゃったりしないかな、とか考えると、そこに対するデリカシーが欠けているなというところは、妻として感じた」と指摘した。
議員を支える妻であり、不倫された立場も経験したからこそ「女性、妻としては重たいな、嫌だなと思ってしまう。こういうことも奥様に失礼かもしれないけれど、自分と重ねてしまった」と語っていた。