セ・パ両リーグで守備のスペシャリストを表彰する「第53回 三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が12日、発表された。
巨人では投手部門の菅野智之投手、一塁手部門で岡本和真内野手、二塁手部門の吉川尚輝内野手、三塁手部門で坂本勇人内野手が選出された。チームの内野手がゴールデン・グラブ賞を3人同時受賞するのは、1990年(一塁・駒田徳広、三塁・岡崎郁、遊撃・川相昌弘)以来、34年ぶりとなった。
巨人の今季58失策はセ・リーグ最少で、守備率も同最高の9割9分0厘をマークした。遊撃手部門で3位の門脇誠内野手や、複数ポジションを守った泉口友汰内野手、増田大輝内野手、湯浅大内野手らも堅守を披露し、鉄壁内野陣を形成。4年ぶりのV奪回を支えた。