元衆院議員の金子恵美氏が１２日放送のＴＢＳ系「ゴゴスマ」（月～金曜・午後１時５５分）に生出演し、不倫が発覚した国民民主党の玉木雄一郎代表への私見を述べた。
玉木氏は１１日にウェブサイト「ＳｍａｒｔＦＬＡＳＨ」で報じられた、元グラビアアイドルの３９歳の女性タレントとの不倫を認め、謝罪。一方で党は玉木氏の代表続投を決めた。
金子氏は「出処進退は本人と党の同僚議員で決めればいいこと。もっと言えば次の選挙で党首として戦ったとしたら、有権者がどう判断するか、でいいと思う」とした。ただ、「１～２週間この状況が続くと、党首として責任をとらないといけないことになるかもしれないと思います」と厳しい予想もした。
現時点では代表続投しているが「最後、どういう対応をとるかは政治家の生き様、覚悟、向き合い方が表れると思っている」と指摘。さらに１１日夜の街頭演説で「何の問題もない！」などの励ましがあったことに触れ「国民の皆さんも政策と個人の問題は別だから、とにかく期待しているのは１０３万（の壁突破）だから、ということでああいった応援の声もあると思う。奥様もそれ（政策実現）をしなさい、と言っているんだから、何としても実現することが、まずは奥様を裏切ったことを、次は裏切りをまたしないように、政策を実現することじゃないですか」と語った。
自身は２０１６年に夫で当時、衆院議員の宮崎謙介氏の不倫が発覚。宮崎氏は議員を辞職した。「やったことはいけなかったですけど、宮崎も。最後は潔く辞めたというのは、政治家としての生き様がそこに表れていたと思う」と振り返っていた。