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藤田菜七子元騎手、インスタグラムで引退を報告し謝罪「心よりお詫び」今後は「許されるならば競馬界の発展に尽力」【全文】

スポーツ報知 2024年11月12日 16時2分

 藤田菜七子元騎手(27)が12日に自身のインスタグラムを更新。10月11日の引退後初めてとなる投稿で、騎手引退を改めて報告し騒動を謝罪した。引退について藤田元騎手がコメントするのはこれが初めてとなった。

 8月27日以来の投稿で「ファンの皆様」と題して文章をアップ。「この度は私の行動によりファンの皆様、ならびに多くの競馬関係者の方々に多大なるご迷惑をお掛け致しました事を心よりお詫び申し上げます。また、私の言葉で皆様へのご報告が遅くなり、申し訳ございませんでした」とまずは謝罪。そして「私事ですが、先月10月11日をもちまして騎手を引退致しました」と引退したことを改めて報告した。

 続けて「今後につきましてはまだ何も決まっておりませんが、許されるならば、今後の競馬界の益々の発展に、私なりに尽力させていただけたらと考えております」とつづり、「これまで8年8ヶ月、騎手藤田菜七子を応援して頂き、本当にありがとうございました。藤田菜七子」と締めた。

 藤田元騎手は10月9日、文春オンラインによる報道で昨年4月頃までに複数回にわたり、調整ルーム内に通信機器(スマートフォン)を持ち込んで通信していたことが発覚。10月11日から騎乗停止処分を受けていた。同11日には引退届を提出しJRAが受理。騎手免許が取り消され引退となった。

 藤田元騎手は1997年8月生まれ。2016年3月に、JRAとしては16年ぶりの女性騎手として川崎競馬場でデビューした。3月5日には中山2RでJRAデビューを果たし、51戦目の4月10日・福島9Rではサニーデイズで初勝利を挙げた。19年10月にはコパノキッキングとのコンビで東京盃を制し、JRA女性騎手として初となる交流重賞V。12月には同じタッグでカペラSを制し、女性騎手として初のJRA平地重賞勝利を果たすなど、女性騎手のパイオニアとして活躍。現役生活は8年半に及んだ。

【投稿全文】

ファンの皆様

この度は私の行動によりファンの皆様、ならびに多くの競馬関係者の方々に多大なるご迷惑をお掛け致しました事を心よりお詫び申し上げます。また、私の言葉で皆様へのご報告が遅くなり、申し訳ございませんでした。私事ですが、先月10月11日をもちまして騎手を引退致しました。

今後につきましてはまだ何も決まっておりませんが、許されるならば、今後の競馬界の益々の発展に、私なりに尽力させていただけたらと考えております。これまで8年8ヶ月、騎手藤田菜七子を応援して頂き、本当にありがとうございました。

藤田菜七子

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