阪神・大山悠輔内野手が13日、甲子園で報道陣の取材に応じ、今季中に取得した国内FA権を行使すると正式表明した。「他球団からの評価を聞きたいというのが一番の決断理由かなと思います」と明かした。
もちろん、宣言残留も選択肢の一つ。阪神から「残ってほしい」という言葉をもらい「気持ちというのも伝わってきました」と感謝は尽きない。「たくさん成長させてもらいました。毎日あれだけ甲子園が満員になって、あれだけの人の前で野球ができる、プレーができるというのは本当に幸せなことだと思います。その幸せだったりありがたみを毎日毎日、感じながらプレーしていました」とファンに対する思いも語った。
14日にFA宣言選手としてNPBから公示され、15日に他球団との交渉が解禁となる。大山は「これから決断するにあたっていろいろあると思います。全てが決まった時に、しっかり報告できるようにしたいと思います」と約束した。