◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス プロアマ戦(13日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)
今季初の日本ツアー出場で2014年大会覇者の松山英樹(LEXUS)は開幕を翌日に控えたこの日、プロアマ戦で18ホールを回り、調整した。
前戦の米ツアーのZOZOチャンピオンシップ後に、スイングに新しい試みを取り入れた。12日の記者会見で、詳細については「説明が難しい…」と考え込みつつ、「でも、スイング自体も分かる人には、だいぶ変わったようには見えると思う。それを、うまく感覚と結果で照らし合わせるのが今は大変」と話していた。
この日のラウンド中、スイングの一連の動作を何十回と確認しながらコースを歩いた。右ドッグレッグの16番は、ドライバーで林の先のフェアウェーを捉え、第2打をピン左下1メートルにつけた。17番パー3は第1打をピン下2メートルに運び、18番パー5はグリーン右前バンカーからの第3打を50センチに寄せて3連続バーディーで締めた。
予選ラウンドは、前週の三井住友VISA太平洋マスターズで通算20勝目を挙げた石川遼(カシオ)、今年の日本アマチュアを最年少15歳で制した16歳のアマチュア・松山茉生(まお、福井工大福井高1年)と同組で回る。