女優の有村架純と俳優の坂口健太郎が13日、都内でダブル主演を務めるNetflixシリーズ「さよならのつづき」(黒崎博監督、11月14日配信開始)のジャパンプレミアに出席した。
事故で恋人を失ったヒロインと、その恋人に命を救われた男による美しくも切ない愛の物語。10月には韓国の釜山国際映画祭に出品され、2人はレッドカーペット、ワールドプレミアにも出席した。
日本ではこの日が初上映となり「1年前に撮影をしていて(去年の今頃は)作品で頭がいっぱいだったけど、無事にこの日を迎えられて幸せ」と笑みを浮かべ、コメントを求められると「なんかこういう時にさ、真面目に答えちゃうじゃん」と有村。これには「真面目でいいじゃん」と坂口がフォローし、有村は見どころを丁寧に説明した。一方の坂口は「撮影を進める中では、自分の記憶の中にない記憶を自分が現実で経験したことのような錯覚。僕から出てくるセリフがほんとに成瀬から出るセリフなのか悩んだ」と役作りに苦戦。「監督とか架純ちゃんに助けてもらいながら。何が正しいかわからないけど、きっと正解なんだろう。迷いも一緒に抱えながらお芝居しているところがある」と裏側を明かした。
本作の「会いたい人ともう会えない」というストーリーにちなんで会いたい人を問われると、有村は亡き祖父母と回答。「祖母が自分に伝授してくれた料理のレシピがあって。それが大好きすぎて、作りすぎて自分で考えたのかなってくらい愛着をもって」と大好きな祖母の手料理のひと手間加えたポテトサラダを作っていると明かした。
この日は同作で共演した生田斗真、中村ゆり、三浦友和も出席した。