◆プロ野球12球団合同トライアウト(14日・ZOZO)
広島から戦力外通告を受けた岡田明丈投手が参加した。元巨人の陽から149キロの速球で空振りの三振を奪い「シーズン中でもあまりないようなボールが投げられて自信になりました」と振り返ると、続く巨人・前田を遊ゴロに打ち取った。8球すべてが直球で「しっかりストレートを投げ切れました。緊張しても仕方なかったので、しっかり今までやって来たことを全力でやれたと思います」と息をついた。
15年のドラフト1位で広島入りし、17年には開幕からローテーション入りし12勝。リーグ優勝に貢献したが、以降は右肘の故障などもあり昨年オフに育成契約を結び、今季途中に支配下登録されたが登板機会はなく、戦力外通告を受けていた。登板後は「あとは待つだけ。これ以上やることはない」と表情を引き締めていた。