女優の橋本環奈が主演を務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜・午前8時)の追加キャスト7人が14日に発表され、3月末でお笑いコンビ「和牛」を解散した川西賢志郎が朝ドラに初出演することが分かった。
川西は「スポーツ関西」の記者・松本を演じる。野球ひとすじで、期待の選手を取材することに生きがいを感じる…というキャラクターだ。
川西は「『スポーツ関西』という絶妙に実在してそうなネーミングの新聞社に勤めて、星河電器の選手たちを熱心に取材しています」と役柄を説明。「野球経験が浅いなか懸命に取り組む役者さんたち、それをサポートする方々の姿を拝見することで、自分も新たな栄養をもらいました。この作品とお茶の間とが、これから益々結ばれていくのを最後まで見届けます」とコメントした。
制作統括・宇佐川隆史氏は、川西について「選手に取り入ろうとする絶妙な立ち回りが『記者そのもの』」と称賛。「お笑いで培った表現力を生かし、リアルかつコミカルな松本記者をどうぞお楽しみに!」とメッセージを寄せた。
川西のほかに、翔也(佐野勇斗)が所属する社会人野球チーム「星河電器」のエース・澤田龍志役で関口メンディー、星河電器の野球部監督・中村重治役で嶋尾康史、社員食堂のベテラン調理師・立川周作役で三宅弘城、若手調理師・原口尚弥役で萩原利久、総務部社員・ 大久保育代役でなるみ、同社員の田中茜役で前野えまの出演が発表された。
「おむすび」は第111作目の連続テレビ小説。平成の福岡、神戸、大阪を舞台に、栄養士を目指すギャルが、食を通じて周囲の人々を健康と幸福に導いていくストーリー。脚本は根本ノンジ氏によるオリジナルで、主題歌はB’zの「イルミネーション」。3月23日にクランクインした。