◆大相撲九州場所5日目(14日・福岡国際センター)
西幕下39枚目の大花竜(立浪)が無傷の3連勝を飾った。東同38枚目の長村(木瀬)と最初の立ち合いで突っかけられても、冷静。2度目の立ち合いで正面から受け止めると、右をねじ込み寄り切った。「最初合わなかったけれどしっかり修正できた」と笑顔を見せた。勝ち越しに王手をかけ「早く決めたい」と意気込んだ。
兄弟子の大関・豊昇龍の付け人を務める。「近くで見て学ぶものがたくさんある。普段のストイックさや集中力がすごい」とお手本にしている。取組前にもアドバイスをくれるという。まずは初土俵から4場所連続での勝ち越しを決めて、大関に感謝を示す。