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北口榛花「トレーニングの強度、火加減を間違えないように」冬季練習で“柔らかさ”に磨きをかける

スポーツ報知 2024年11月14日 15時53分

 陸上女子やり投げでパリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)が14日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開。地元・旭川市での凱旋パレードなど充実したオフシーズンを振り返り、「金メダルの喜びを皆さんと共有できて良かった。旅行に行ったりもできましたし、地元でも何日かゆっくり友だちにも会えました。テレビ出演等も含めて、今しかできないことができました」と笑顔で話した。

 練習は11月1日から再開。強みである投げるときの「柔らかさ」に磨きをかけるため「バドミントンや水泳も始めましたし、体操も習い始めています」と明かす。筋力トレーニングばかりだと筋肉が硬くなってしまうため「自分は柔らかさが一番、他の選手と違うところで強み。料理と一緒で、強火で焼きすぎないように。トレーニングの強度、火加減を間違えないように。じっくりコトコトやっていけたらいいなと思います」と北口ならではの表現で説明した。

 来年は東京で世界選手権が行われる。五輪チャンピオンとして迎えるが「あまりそれが、来年の自国開催と大きく結びつくとは思っていません。完全に分けて考えています。いつも『そういえば私、五輪チャンピオンだったな』というくらいの感じで試合をしているので、世界陸上もそういう感じで試合をすると思います」と頼もしく話した。

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