◆大相撲 ▽九州場所5日目(14日・福岡国際センター)
大関・豊昇龍(立浪)は、東前頭2枚目・若隆景(荒汐)に一度は押し込まれたが、豪快な小手投げで初日から5連勝。「前に出ることを意識していたが、攻められた相撲だった。若隆景関は低くて速い。落ちついていたので良かった」と振り返った。
対戦は23年初場所以来で、過去3勝6敗と分が悪い相手だった。若隆景がケガから十両に復帰した3月には「早く上がってこい」と声を掛け、「待ってろ」と返されたという。約2年ぶりとなる再戦に「楽しみで、わくわくしていた」と笑顔で振り返った。「これから何回対戦するかわからないけど、いいライバル、いい稽古相手なので」と、今後も続く実力者との対戦を早くも待ちわびた。
またこの日は通算500回出場を達成。「もう500回も相撲を取ったのか、早いね」と感慨を込めた。