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杉浦貴、11・17「齋藤彰俊引退記念大会」で挑戦する「GHC王者」清宮海斗へ宣告…「おい、小僧…ナメんなよ」

スポーツ報知 2024年11月15日 7時36分

 プロレスリング・ノアは14日、都内で今月17日に名古屋市のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で行う「齋藤彰俊引退記念大会 Deathtiny」の記者会見を開催した。

 齋藤は、丸藤正道と引退試合。メインイベントはGHCヘビー級王者の清宮海斗が杉浦貴と防衛戦を行う。会見で杉浦は「こないだの新宿FACEの前哨戦の試合後に、引退を考えるほどのなんちゃらかんちゃら言われたけど、自分自身、引退っていうことをこれっぽっちも考えたことも思ったこともなくて。他人から引退っていう言葉を言われるほど腹立つことはないね」と切り出し「おい、小僧。NOAHで24年間やってきたプロレスラー・杉浦貴をナメんなよ。分かったか?」と突きつけた。

 これに清宮は「自分がNOAHに入って20歳のときに強くなりたいと弟子入りをさせてもらったのが杉浦さんです。その強さに憧れて一番NOAHで背中を見させていただきました。なので自分にとって杉浦さんは親父のような存在です。ただ、もう杉浦さんのすべて吸収しました。来年25周年を迎えるNOAHを若い力で引っ張っていくために、圧倒的な差をつけて、引退を考えるぐらいの差をつけて倒します。名古屋で世代交代します」と宣言した。 

 杉浦に「ナメんなよ」と挑発された清宮は「ナメて引退考えるぐらいっていう言葉を使ったわけではないですし、自分としてはやっぱり杉浦さんの強さっていうのを背中を見て感じてきたからこそ、もう大丈夫だよって。俺がいるからNOAH大丈夫だよって気持ちで言いました。ナメてるわけじゃないです」と真意を説いた。一方の杉浦は「チャンピオンとしてはすごい認めるという言い方もあれだけど、チャンピオンなんだから俺より先を走ってると思うし、俺は息子の背中を追いかけてる。息子超えだよ、今度の試合は」と掲げ「変な言い方になるかもしれないけど、こういう日が来ると思って昔は過ごしてきたけど、その日が来たんだなっていう気持ちもある。うれしい気持ちもあるかもしれないけど、いざなってみたら悔しい気持ちの方が強いね」と本音を吐露した。

 齋藤の引退大会での挑戦に杉浦は「俺は齋藤さんに対してはホントに…それこそ、さっきこいつが言ったように、NOAHは大丈夫ですよっていう試合を見せたいと思ってるし、NOAHを安心して今後見守ってください。そういう気持ちが強いです」と打ち明け、王者は「齋藤さんの引退大会のメインを任せてもらったというところに、試合で何を見せるか意味があると思いますし。大阪で齋藤さんと戦って、齋藤さんの魂というのを自分も感じさせていただいたので、その部分も試合で見せながら、NOAHの未来は明るいなって思っていただける大会にします」と誓った。

 ◆11・17名古屋大会で全対戦カード

 ▼メインイベント・GHCヘビー級選手権試合

王者・清宮海斗 VS 挑戦者・杉浦貴

 ▼齋藤彰俊引退試合「Akitoshi Saito Ridge Road Final」シングルマッチ

齋藤彰俊 VS 丸藤正道

 ▼GHCジュニアヘビー級選手権試合

王者・ダガ VS 挑戦者・ドラゴン・ベイン

 ▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>

王者組・HAYATA、YO―HEY VS 挑戦者組・タダスケ、菊池悠斗

 ▼第5試合・タッグマッチ

征矢学、藤田和之 VS マサ北宮、近藤修司

 ▼第4試合・シングルマッチ

佐々木憂流迦 VS ジャック・モリス 

 ▼第3試合・6人タッグマッチ

拳王、アレハンドロ、カイ・フジムラ VS 潮崎豪、小峠篤司、大原はじめ

 ▼第2試合・8人タッグマッチ

モハメド ヨネ、谷口周平、AMAKUSA、熊野準 VS アンソニー・グリーン、LJ・クリアリー、Eita、晴斗希

 ▼第1試合・6人タッグマッチ

イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、ガレノ・デル・マル、アルファ・ウルフ VS 宮脇純太、大和田侑、小田嶋大樹

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