来春センバツの21世紀枠県推薦校に選ばれた桐陽の表彰状授与式が14日、同校で行われた。亀田遼主将(2年)は「県代表の自覚を部員全員で持ち、今まで以上に気を引き締めたい」と、決意を表明した。
桐陽は約8キロ離れたグラウンドと室内練習場を飛龍と兼用で使用。グラウンドは、週に4日使用。雨天時は、室内練習場で飛龍と時間を分けて練習している。練習場の制限に加えて月2回の「栄養講座や野球技術力向上研修」も評価ポイントとなった。今夏以降取り入れ、6キロ増量に成功した選手もおり、打球の飛距離アップにつながったという。
今秋、東海大会準優勝の常葉大菊川に敗れ県8強に終わった。菊川はセンバツ出場を当確としているだけに、“雪辱”の舞台に向け主将は「技術と気持ちを高めていきたい」と意気込んだ。12月に東海地区の推薦校1校が決まり、来年1月24日の選考委員会で2校が「21世紀枠」として選出される。(伊藤 明日香)