中日の育成・福元悠真外野手が15日、ナゴヤ球場で契約更改に臨み、50万円減の620万円でサインした(金額は推定)。
昨年9月に右肩を痛め、11月に「右肩鏡視下関節唇形成術」の手術を受けた、21年ドラフト6位の右打者。育成契約で臨んだ3年目の今季はリハビリに励み、ウエスタン・リーグでの試合出場はなかった。
「(野球を)やりたくてもできない。味わったこともない(一年)ですし、やっぱり正直、試合もあまり見たいとは思わなかった」と、苦しい日々を振り返った。
大卒4年目の来季は、2月のキャンプインを万全な状態で迎えられる見込み。「レギュラーのポジションを取りにいくので、細川さんを蹴落とすくらいにいかなあかんって感じです。『打倒、細川』です」と、悲壮な覚悟を口にした。