DeNAは15日、大田泰示外野手が今季限りで現役を引退すると発表した。
大田は08年ドラフト1位で巨人入団。17年から日本ハムに移籍すると、レギュラーをつかみ19年に自身初のシーズン20本塁打、20年にゴールデン・グラブ賞のタイトルも獲得した。21年オフに自由契約になると、22年からDeNAに入団。持ち前の明るさと躍動感のあるプレーでファンを魅了した。
今季は開幕前に「左ハムストリングの肉離れ」で離脱。イースタン・リーグでは70試合で打率2割6分4厘をマークしたが、度会や蝦名、梶原など若手が台頭。シーズン途中には筒香が復帰し、プロ入り後初の1軍出場なしに終わった。
プロ16年間で1軍通算907試合、718安打、打率2割5分9厘、84本塁打、343打点。10月1日に戦力外通告を受けると、現役続行を目指していたがユニホームを脱ぐこととなった。