国内FAを行使せずに残留を決めた巨人の重信慎之介外野手(31)が15日、G球場で取材に応じ、「球団の方に『お前はこんなもんじゃない』と言ってもらっているが、何年も応えられていないので、それを結果というかたちにしたい」と決意を口にした。
9年目の今季は33試合で打率6分7厘、6盗塁。9月に右大腿(たい)二頭筋の筋損傷で離脱した影響もあり、リーグ優勝の瞬間には立ち会えなかった。「悔しさや、もどかしさがあった」と心境を吐露。覚悟を持って臨む来季へ「死にものぐるいでやるだけ。足で貢献したい」と力を込めた。