ソフトバンクの山川穂高内野手(32)が15日、“リアルどすこい”効果で、来季も同じ本塁打パフォーマンスを継続すると宣言した。この日は、みずほペイペイに隣接する砂浜でダッシュを繰り返し「(年を重ねると)股関節周りが固まってくるらしい。これも先人からの教え」と力士のように股割りでも汗をかいた。
10日に大相撲を初観戦した。九州場所初日。自身とウリ二つで「どすこい」の元ネタになっている御嶽海らの取組に「勝負自体は一瞬ですけど、そこに入るまでの気の高め方は『うわっ、すごいな』って。感動しました」と目を輝かせた。
受けた刺激はファンに還元する。「ここまで浸透しちゃってるんで。今さら、やらんかったら『え?』ってなりますもん。松田(宣浩)さんが急に『熱男』をやめたら…」と想像したパの2冠王。今季の“34どすこい”を超えるために走り続ける。(田中 昌宏)