タレントの上沼恵美子が17日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」で、「週刊文春」との訴訟終結を発表して芸能活動再開の意向を示したダウンタウン・松本人志に、会見などを開いて問題について説明するよう求めた。
「週刊文春」では、松本が女性2人に性的行為を強制したと報じられたが、松本は訴訟終結に際して「強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました」「参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます」などとするコメントを発表。上沼はこれに対し、「こねくり回してますね。謝ってないよね」と疑問を投げかけた。その上で「問題はどう戻るか。ファンをほったらかしにしたらアカン」と呼びかけた。
上沼はかつて自身の冠番組の特番で松本と対談した思い出を回顧。松本はその際、「スキャンダルが出るようなことがあったら、ボロクソに言って」と要望したという。「人間としても堂々とした前向きな方と思った」という上沼は、松本に呼びかけるように正面を向き「ナマで今回の(文春報道に関する)あらましをしゃべっていただきたい。会見は針のむしろですよ。でも使命やと思う。会見かYouTubeか分からないけど、手順を踏んで」と訴えかけた。
漫才日本一を決める「M―1グランプリ」の審査員としても長く共演しており、上沼は松本の「大ファン」と公言。「もう1回ご一緒したいですよね、テレビの番組で。そのためにも、また戻られるのであれば手順を踏んで欲しい。これだけは言っておきたかった」と熱かった。